2022年 第09週 (2月28日~3月6日) 2022年3月9日現在

 2022年第9週の定点当たり報告数は0.00(患者報告数21)となり、前週の定点当たり報告数0.01(患者報告数27)より減少した。都道府県別では大阪府(0.03)、滋賀県(0.02)、岡山県(0.02)、茨城県(0.01)、長野県(0.01)、愛知県(0.01)、京都府(0.01)、兵庫県(0.01)、山口県(0.01)、福岡県(0.01)、東京都(0.00)、神奈川県(0.00)の順となっている。6都道府県*で前週の報告数よりも増加がみられた。9都道府県で前週の報告数よりも減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約0万人(95%信頼区間:0~0.1万人)となり、前週の推計値(約0万人)と同程度であった。千人単位での推計となることから、年齢別での推計値については記載を省略する。また、2021年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約0.3万人となった。
 全国の保健所地域で、警報レベル、注意報レベルを超えている地域はなかった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は2例であり、前週(2例)と同数であった。2都道府県から報告があり、年齢別では 1~9歳(1例)、50代(1例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2022年第5週~2022年第9週)の報告はなかった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。

 *1都1道2府43県を含む47の行政区画を、総称として「都道府県」と表記する



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