2022年 第03週 (1月17日~1月23日) 2022年1月26日現在

 2022年第3週の定点当たり報告数は0.01(患者報告数69)となり、前週の定点当たり報告数0.01(患者報告数54)と同程度であった。都道府県別では岡山県(0.05)、静岡県(0.04)、高知県(0.04)、長崎県(0.04)、鹿児島県(0.04)、岐阜県(0.03)、滋賀県(0.03)、広島県(0.03)、大分県(0.03)、宮崎県(0.03)の順となっている。18都道府県*で前週の報告数よりも増加がみられた。8都道府県で前週の報告数よりも減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約0.1万人(95%信頼区間:0~0.1万人)となり、前週の推計値(約0.1万人)と同程度であった。千人単位での推計となることから、年齢別での推計値については記載を省略する。また、2021年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約0.2万人となった。
 全国の保健所地域で、警報レベル、注意報レベルを超えている地域はなかった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は2例であり、前週(2例)と同数であった。2県から報告があり、年齢別では 1歳未満(1例)、40代(1例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2021年第51週~2022年第3週)では、第51週の報告としてAH3亜型が1件あった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。

 *1都1道2府43県を含む47の行政区画を、総称として「都道府県」と表記する



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