2022年 第02週 (1月10日~1月16日) 2022年1月19日現在

 2022年第2週の定点当たり報告数は0.01(患者報告数54)となり、前週の定点当たり報告数0.01(患者報告数50)と同程度であった。都道府県別では京都府(0.07)、栃木県(0.04)、鳥取県(0.03)、鹿児島県(0.03)、宮城県(0.02)、山形県(0.02)、千葉県(0.02)、岐阜県(0.02)、静岡県(0.02)、大阪府(0.02)、愛媛県(0.02)、高知県(0.02)、大分県(0.02)の順となっている。11府県で前週の報告数よりも増加がみられた。10県で前週の報告数よりも減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約0.1万人(95%信頼区間:0~0.1万人)となり、前週の推計値(約0万人)よりも増加した。千人単位での推計となることから、年齢別での推計値については記載を省略する。また、2021年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約0.1万人となった。
 全国の保健所地域で、警報レベル、注意報レベルを超えている地域はなかった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は2例であり、前週(4例)より減少した。2県から報告があり、年齢別では 1歳未満(1例)、40代(1例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2021年第50週~2022年第2週)では、第51週の報告としてAH3亜型が1件あった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。



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