2021年 第06週 (2月8日~2月14日) 2021年2月17日現在

 2021年第6週の定点当たり報告数は0.01(患者報告数56)となり、前週の定点当たり報告数0.02より減少した。都道府県別では山形県(0.33)、三重県(0.13)、福島県(0.04)、京都府(0.03)、島根県(0.03)、愛媛県(0.03)、の順となっている。6府県で前週の定点当たり報告数よりも増加がみられた。12都道県で前週の定点当たり報告数よりも減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約0.1万人(95%信頼区間:0~0.1万人)となり、前週の推計値(約0.1万人)と同程度であった。千人単位での推計となることから、年齢別での推計値については記載を省略する。また、2020年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1.3万人となった。
 全国の保健所地域で、警報レベル、注意報レベルを超えている地域はなかった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は8例であり、前週(4例)より増加した。5県から報告があり、年齢別では20代(1例)、70代(4例)、80代(3例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2021年第2週~2021年第6週)の報告はなかった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。



詳細     CSV形式


流行レベルマップの見方
     


Copyright ©2004 National Institute of Infectious Diseases Japan, Infectious Disease Surveillance Center.