2021年 第02週 (1月11日~1月17日) 2021年1月20日現在

 2021年第2週の定点当たり報告数は0.01(患者報告数65)となり、前週の定点当たり報告数0.01と同程度であった。都道府県別では三重県(0.17)、岡山県(0.06)、京都府(0.05)、熊本県(0.03)の順となっている。13県で前週の定点当たり報告数よりも増加がみられた。18道府県で前週の定点当たり報告数よりも減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約0.1万人(95%信頼区間:0~0.1万人)となり、前週の推計値(約0.1万人)と同程度であった。千人単位での推計となることから、年齢別での推計値については記載を省略する。また、2020年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約0.9万人となった。
 全国の保健所地域で、警報レベル、注意報レベルを超えている地域はなかった。なお、第2週は、沖縄県における集計後の確認作業遅延により、データが反映されていない。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は8例であり、前週(7例)より増加した。7県から報告があり、年齢別では 20代(1例)、70代(4例)、80歳以上(3例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2020年第51週~2021年第2週)の報告はなかった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。




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