2019年 第47週 (11月18日~11月24日) 2019年11月27日現在

 2019年第47週の定点当たり報告数は3.11(患者報告数15,390)となり、前週の定点当たり報告数1.84より増加した。
 都道府県別では北海道(10.12)、青森県(8.08)、石川県(6.04)、宮城県(5.14)、山形県(5.13)、広島県(5.04)、富山県(4.96)、福岡県(4.85)、鹿児島県(4.34)、長崎県(4.13)、熊本県(4.10)、秋田県(4.00)、神奈川県(3.94)、福島県(3.88)、新潟県(3.51)、愛知県(3.27)、沖縄県(3.22)、東京都(3.00)の順となっている。46都道府県で前週の定点当たり報告数より増加がみられたが、1県で前週の定点当たり報告数より減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとにした推計受診者数については、現在システムの調整を行っていることから、可能となった時点から情報提供を行う予定である。
 全国で警報レベルを超えている保健所地域は1箇所(1道)、注意報レベルを超えている保健所地域は29箇所(1道14県)であった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は159例であり、前週(95例)より増加した。38都道府県から報告があり、年齢別では0歳(5例)、1~9歳(79例)、10代(16例)、30代(2例)、40代(3例)、50代(3例)、60代(8例)、70代(15例)、80歳以上(28例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2019年第43~47週)ではAH1pdm09(90%)、AH3亜型(6%)、B型(3%)の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。



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