2019年 第07週 (2月11日~2月17日) 2019年2月20日現在

 2019年第7週の定点当たり報告数は12.49(患者報告数61,992)となり、前週の定点当たり報告数26.28より減少した。
 都道府県別では沖縄県(23.24)、福島県(21.41)、新潟県(19.43)、大分県(19.28)、宮崎県(17.36)、岩手県(16.77)、山形県(16.77)、石川県(16.77)、北海道(15.64)、埼玉県(15.54)、宮城県(15.49)、長野県(15.25)、福井県(15.11)の順となっている。全都道府県で前週の報告数より減少がみられた。
 全国で警報レベルを超えている保健所地域は329箇所(全都道府県)、注意報レベルを超えている保健所地域は10箇所(7道県)となった。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約45.9万人(95%信頼区間43.2~48.5万人)となり、前週の推計値(約98.3万人)より減少した。年齢別では、0~4歳が約6.0万人、5~9歳が約7.2万人、10~14歳が約5.1万人、15~19歳が約2.4万人、20代が約3.7万人、30代が約5.1万人、40代が約5.1万人、50代が約3.8万人、60代が約3.3万人、70代以上が約4.1万人となっている。また、2018年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,075.2万人となった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は929例であり、前週(1,668例)より減少した。全都道府県から報告があり、年齢別では0歳(34例)、1~9歳(161例)、10代(25例)、20代(5例)、30代(20例)、40代(20例)、50代(28例)、60代(79例)、70代(192例)、80歳以上(365例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2019年第3~7週)ではAH3亜型(62%)、AH1pdm09(36%)、B型(2%)の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。



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