2019年 第03週 (1月14日~1月20日) 2019年1月23日現在

 2019年第3週の定点当たり報告数は53.91(患者報告数267,596)となり、前週の定点当たり報告数38.54より増加した。
 都道府県別では愛知県(81.86)、埼玉県(70.03)、静岡県(69.42)、茨城県(68.05)、福岡県(67.18)、高知県(66.00)、福井県(65.66)、千葉県(64.29)、岐阜県(62.10)、大分県(60.53)、群馬県(58.86)、長野県(58.09)、神奈川県(57.02)、滋賀県(57.02)、鹿児島県(56.77)、熊本県(56.30)、石川県(56.27)、長崎県(55.37)、宮崎県(54.95)、福島県(54.66)、沖縄県(54.64)の順となっている。45都府県で前週の報告数より増加がみられたが、2道県で前週の報告数より減少がみられた。
 全国で警報レベルを超えている保健所地域は478箇所(全都道府県)、注意報レベルを超えている保健所地域は77箇所(31都道府県)となった。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約213.0万人(95%信頼区間202.1~223.8万人)となり、前週の推計値(約163.5万人)より増加した。年齢別では、0~4歳が約25.4万人、5~9歳が約35.4万人、10~14歳が約26.0万人、15~19歳が約13.6万人、20代が約18.9万人、30代が約21.0万人、40代が約24.1万人、50代が約18.1万人、60代が約14.2万人、70代以上が約16.2万人となっている。また、2018年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約541.5万人となった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は3,321例であり、前週(2,837例)より増加した。47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(116例)、1~9歳(591例)、10代(99例)、20代(41例)、30代(46例)、40代(76例)、50代(137例)、60代(317例)、70代(660例)、80歳以上(1,238例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2018年第51週~2019年第3週)ではAH1pdm09、AH3亜型、B型の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。



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