2019年 第02週 (1月7日~1月13日) 2019年1月16日現在

 2019年第2週の定点当たり報告数は38.54(患者報告数190,527)となり、前週の定点当たり報告数16.30より増加した。
 都道府県別では愛知県(75.38)、熊本県(58.79)、岐阜県(53.94)、鹿児島県(52.34)、静岡県(52.22)、福岡県(51.87)、高知県(50.19)、長崎県(48.66)、佐賀県(46.18)、宮崎県(44.43)、福井県(43.89)、長野県(43.87)、沖縄県(41.76)、埼玉県(41.33)、千葉県(41.33)、三重県(40.15)、滋賀県(39.79)、茨城県(39.41)の順となっている。46都道府県で前週の報告数より増加がみられたが、1県で前週の報告数より減少がみられた。
 全国で警報レベルを超えている保健所地域は358箇所(1都1道2府38県)、注意報レベルを超えている保健所地域は193箇所(1都1道2府39県)となった。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約163.5万人(95%信頼区間155.5~171.6万人)となり、前週の推計値(約58.6万人)より増加した。年齢別では、0~4歳が約19.0万人、5~9歳が約21.7万人、10~14歳が約14.6万人、15~19歳が約10.3万人、20代が約17.9万人、30代が約17.8万人、40代が約20.2万人、50代が約16.8万人、60代が約12.6万人、70代以上が約12.6万人となっている。また、2018年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約328.5万人となった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は2,657例であり、前週(1,252例)より増加した。47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(113例)、1~9歳(504例)、10代(79例)、20代(30例)、30代(44例)、40代(73例)、50代(100例)、60代(268例)、70代(506例)、80歳以上(940例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2018年第50週~2019年第2週)ではAH1pdm09、AH3亜型、B型の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。



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