2018年 第05週 (1月29日〜2月4日) 2018年2月7日現在

 2018年第5週の定点当たり報告数は 54.33(患者報告数268,811)となり、前週の定点当たり報告数52.35よりも増加した。
 都道府県別では大分県(77.09)、福岡県(69.96)、埼玉県(68.29)、神奈川県(66.31)、高知県(66.19)、鹿児島県(64.61)、千葉県(63.98)、愛知県(62.52)、山口県(62.28)、佐賀県(59.51)、三重県(58.28)、福島県(57.43)、岩手県(56.98)、宮崎県(56.02)、新潟県(55.74)、熊本県(55.06)の順となっている。31道府県で前週の報告数よりも増加がみられ、16都県で前週の報告数よりも減少がみられた。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えている保健所地域は 511箇所(全47都道府県)、注意報レベルを超えている保健所地域は40箇所(1都1道2府18県)となった。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約282万人(95%信頼区間:262〜302万人)となり、前週の推計値(約274万人)よりも増加した。年齢別では、0〜4歳が約29万人、5〜9歳が約62万人、10〜14歳が約43万人、15〜19歳が約19万人、20代が約16万人、30代が約22万人、40代が約29万人、50代が約22万人、60代が約19万人、70歳以上が約22万人となっている。また、2017年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,393万人となった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は2,018例であり、前週(2,088例)から減少した。全47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(72例)、1〜9歳(404例)、10代(92例)、20代(22例)、30代(29例)、40代(38例)、50代(69例)、60代(189例)、70代(366例)、80歳以上(737例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2018年第1〜第5週)ではB型が最も多く、次いでAH3型、AH1pdm09型の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。



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