2018年 第04週 (1月22日〜1月28日) 2018年1月31日現在

 2018年第4週の定点当たり報告数は52.35(患者報告数259,063)となり、前週の定点当たり報告数51.93よりも増加した。
 都道府県別では福岡県(77.35)、大分県(74.76)、埼玉県(65.41)、神奈川県(63.36)、千葉県(63.24)、鹿児島県(62.66)、愛知県(62.16)、佐賀県(61.97)、宮崎県(61.51)、三重県(60.38)、沖縄県(56.81)の順となっている。22都道府県で前週の報告数よりも増加がみられ、25府県で前週の報告数よりも減少がみられた。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えている保健所地域は494箇所(全47都道府県)、注意報レベルを超えている保健所地域は55箇所(1都1道2府21県)となった。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約274万人(95%信頼区間:256〜292万人)となり、前週の推計値(約283万人)よりも減少した。年齢別では、0〜4歳が約28万人、5〜9歳が約61万人、10〜14歳が約42万人、15〜19歳が約18万人、20代が約16万人、30代が約21万人、40代が約28万人、50代が約21万人、60代が約18万人、70歳以上が約21万人となっている。また、2017年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1111万人となった。
 基幹定点からのインフルエンザ患者の入院報告数は2,055例であり、前週(2,406例)から減少した。全47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(67例)、1〜9歳(418例)、10代(98例)、20代(16例)、30代(29例)、40代(46例)、50代(71例)、60代(211例)、70代(358例)、80歳以上(741例)であった。
 国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2017年第52週〜2018年第4週)ではB型が最も多く、次いでAH1pdm09型、AH3型の順であった。
 詳細は国立感染症研究所ホームページ(https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html)を参照されたい。

 



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