2013年 第21週 (5月20日〜5月26日) 2013年5月29日現在

 2013年第21週の定点当たり報告数は1.21(患者報告数5,981)となり、前週の定点あたり報告数1.87よりも減少した。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約6万人(95%信頼区間:4万人〜7万人)で減少した。年齢群別では0〜4歳、5〜9歳、10〜14歳がそれぞれ1万人となっている。また、2012年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,370万人(95%信頼区間:1,339万人〜1,400万人)であった。
 都道府県別では沖縄県(4.64)、富山県(3.81)、宮崎県(3.81)の順となっている。前週の定点あたり報告数より増加したのは、沖縄県を含めて3道県のみであった。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは0箇所となった。保健所地域で注意報レベルのみを超えているのは1箇所(沖縄県)のみであった。
 2013年第16週から第20週の国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、B型が最も多く検出されており、次いでAH3亜型、AH1pdm09の順となっている。詳細は感染症疫学センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



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