2012年 第50週 (12月10日〜12月16日) 2012年12月19日現在

 2012/2013年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2012年第43週以降増加が続いている。第50週の定点当たり報告数は1.17(患者報告数5,789)となり、全国的な流行開始の指標である1.00を初めて上回った。都道府県別では佐賀県(8.11)、群馬県(6.87)、沖縄県(3.79)、山梨県(3.08)、埼玉県(2.28)、千葉県(2.27)、栃木県(2.03)、新潟県(2.03)の順となっており、青森県、秋田県、岡山県を除く44都道府県で増加が認められた。
 注意報レベルを超えた保健所地域は6箇所(群馬県2、千葉県、佐賀県、長崎県、大分県各1)に増加したが、警報レベルを超えた保健所地域は存在していない。
 2012年第36〜50週の15週間では、インフルエンザウイルスの検出は、AH3亜型(A香港型)の割合が最も多く検出されている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html#graph)を参照されたい。



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