2012年 第17週 (4月23日〜4月29日) 2012年5月2日現在

 2012年第17週の定点当たり報告数は3.82(患者報告数18,578)となり、第6週以降減少が続いている。
 都道府県別では福井県(12.28)、沖縄県(10.90)、青森県(9.83)、熊本県(8.26)、岩手県(8.22)、長崎県(7.40)の順となっている。沖縄県、島根県を除く45都道府県で減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約18万人(95%信頼区間:16万人〜20万人)と第6週以降減少が続いている。また、2011年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,640万人(95%信頼区間:1,598万人〜1,681万人)となった。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは22箇所(15道県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は26箇所(14道県)と共に減少した。
 2012年第12〜第16週の5週間では、インフルエンザウイルスはB型が最も多く検出されており、次いでAH3亜型、AH1pdm09の順となっている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr-inf.html)を参照されたい。



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