2012年 第14週 (4月2日〜4月8日) 2012年4月11日現在

 2012年第14週の定点当たり報告数は6.04(患者報告数29,736)となり、第6週以降減少が続いている。
 都道府県別では福井県(20.88)、福島県(13.60)、鳥取県(12.17)、山形県(10.42)、新潟県(9.87)、秋田県(9.22)、岩手県(9.17)の順となっている。46都道府県で前週の定点当たり報告数よりも減少がみられた。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約32万人(95%信頼区間:28万人〜35万人)と第6週以降減少が続いている。また、2011年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1,567万人(95%信頼区間:1,526万人〜1,608万人)となった。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは63箇所(26道府県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は17箇所(11道府県)と共に減少した。
 2012年第9〜第13週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出数は減少してきている。型/亜型別割合では、B型が増加し、AH3亜型(A香港型)は減少してきている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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