2012年 第09週 (2月27日〜3月4日) 2012年3月7日現在

 2012年第9週の定点当たり報告数は23.70(患者報告数117,012)となり、第6週以降4週連続で減少がみられている。
 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約114万人(95%信頼区間:103万人〜125万人)と4週連続で減少した。年齢群別では5〜9歳約34万人(29.8%)、0〜4歳、10〜14歳が共に約18万人(15.8%)、30代約10万人(8.8%)、60歳以上約9万人(7.9%)の順となっている。
 都道府県別では新潟県(38.86)、秋田県(37.49)、埼玉県(36.66)、宮城県(36.32)、福島県(35.81)、千葉県(33.19)、栃木県(32.37)の順となっている。43都道府県で前週の報告数よりも減少したが、4県では増加がみられた。
 全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは394箇所(47都道府県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は72箇所(31都道府県)となった。
2012年第4〜第8週の5週間では、インフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)が最も多く検出されているが、B型の検出割合が徐々に増加してきている。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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