2010年 第50週 (12月13日〜12月19日) 2010年12月22日現在

 今シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は2010年第42週以降増加が続いており、第50週の定点当たり報告数は1.41(患者報告数6,758)となり、全国的な流行開始の指標である1.00を初めて上回った。都道府県別では佐賀県(8.26)、長崎県(7.36)、北海道(5.87)、大分県(2.55)、宮城県(2.52)、埼玉県(2.44)、山梨県(2.33)、福井県(2.06)の順となっている。
 警報レベルを超えている保健所地域は2箇所(北海道2)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は6箇所(北海道1、宮城県1、佐賀県2、長崎県2)認められた。
 直近の2010年第45〜49週の5週間のインフルエンザウイルス検出報告件数は、AH3亜型(A香港型)が最多であり、次いでAH1pdm、B型の順である。詳細は感染症情報センターホームページ(http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html)を参照されたい。



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