2010年 第27週 (7月5日〜7月11日) 2010年7月14日現在

 2010年第27週のインフルエンザの定点当たり報告数は0.04(患者報告数192)と第25週以降横ばいであった。
 定点当たり報告数は、都道府県別では福井県(1.03)、沖縄県(0.74)、岐阜県(0.18)、佐賀県(0.15)、鹿児島県(0.11)の順であり、2週連続して患者発生の報告がなかった福井県で急増がみられた。
 第18週以降、警報レベルを超えている保健所地域、注意報レベルのみを超えている保健所地域は共に0箇所である状態が続いている。
 2009年第28週以降、新型インフルエンザウイルスAH1pdmの検出報告数は毎週500件を超える状態が続いていたが、2010年第4週以降は減少し、第12週以降は少数の報告となっている。2010年第22週以降も、AH1pdm、AH3亜型(A香港型)やB型のインフルエンザウイルスが検出されている(感染症情報センターホームページ:http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html参照)。



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