2010年 第22週 (5月31日〜6月6日) 2010年6月9日現在

 2010年第22週のインフルエンザの定点当たり報告数は0.11(患者報告数538)と前週の報告数(0.10)よりもやや増加した。
 定点当たり報告数は、都道府県別では山口県(1.17)、山形県(0.54)、岩手県(0.44)、長崎県(0.36)、沖縄県(0.31)、岐阜県(0.25)、三重県(0.25)の順となっている。
 第18週以降、警報レベルを超えている保健所地域、注意報レベルのみを超えている保健所地域は共に0箇所である状態が続いている。
 2009年第28週以降、新型インフルエンザウイルスAH1pdmの検出報告数は毎週500件を超える状態が続いていたが、2010年第4週以降は減少し、第12週以降は少数の報告となっている。最近では、AH1pdm、AH3亜型(A香港型)やB型の検出が継続的に報告されている(感染症情報センターホームページ:http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html参照)。



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