2010年 第14週 (4月5日〜4月11日) 2010年4月14日現在

 2010年第14週のインフルエンザの定点当たり報告数は0.12(患者報告数576)となり、第4週以降減少が続いている。第9週以降、定点当たり報告数は1.00を下回っている状態が続いている。
 定点当たり報告数は、都道府県別では佐賀県(1.18)、沖縄県(0.71)、新潟県(0.47)、山口県(0.31)、滋賀県(0.30)、福島県(0.29)、山梨県(0.23)、岐阜県(0.23)の順となっている。32道府県では前週よりも減少がみられている。
 警報レベルを超えている保健所地域は第7週以降0箇所であり、注意報レベルのみを超えている保健所地域は第9週、第10週0箇所、第11週1箇所(富山県)、第12週0箇所、第13週1箇所(佐賀県)であったが、第14週は再び0箇所となった。
 2010年第1週以降も、検出されているインフルエンザウイルスの大半が新型インフルエンザウイルスAH1pdmである状態が続いていたが、最近ではAH1pdm検出数が減少し、AH3亜型(A香港型)やB型の検出が継続的に報告されている(感染症情報センターホームページ:http://idsc.nih.go.jp/iasr/influ.html参照)。



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