2009年 第28週 (7月6日〜7月12日) 2009年7月15日現在

 2009年第28週のインフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は、0.21(報告数972)となり、第27週(定点当たり報告数0.16)よりも増加した。都道府県別では沖縄県(7.69)、三重県(0.72)、高知県(0.33)、滋賀県(0.31)、岐阜県(0.30)、大阪府(0.28)の順となっている。
 警報レベルを超えている保健所地域は0箇所であり、注意報レベルのみを超えている保健所地域は、第24週以降1箇所(沖縄県)となっている。
 2008年第36週〜2009年第28週までに、インフルエンザウイルスの検出はAH1(Aソ連)型3,543件、AH3(A香港)型2,360件、B型1,996件が報告されている。なお、新型A/H1N1pdmは1,015件の報告があり、これは全体の約11.4%にあたるが、その大半は季節性インフルエンザの病原体サーベイランスとしてランダムにサンプリングされたものではなく、新型インフルエンザの診断のため検査されたものである。



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