2009年 第19週 (5月4日〜5月10日) 2009年5月13日現在

 2009年第19週のインフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は、1.68(報告数7,963)となり、3週連続で減少した。都道府県別では秋田県(8.4)、沖縄県(7.2)、北海道(5.3)、鹿児島県(4.5)、長野県(4.4)、福井県(4.0)、福島県(3.6)、岩手県(3.5)の順となっている。第18週から第19週にかけてほとんどの都道府県で減少となっているが、沖縄県、香川県においてのみ若干の増加がみられる。警報レベルを超えている保健所地域は7箇所(4道県)、注意報レベルのみを超えている保健所地域は14箇所(8道県)と共に減少した。
 2008年第36週以降これまでに、インフルエンザウイルスの検出はAH1(Aソ連)型3,341件、AH3(A香港)型1,555件、B型1,545件が報告されている。
 関西地域において新型インフルエンザの地域内感染伝播が疑われている現状では、病原体サーベイランスにおけるAH1亜型ウイルスの動向に留意すべきである。



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