2007年第29週のインフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は、0.18(患者発生報告数815)と減少した。都道府県別では沖縄県(12.10)、宮崎県(0.32)、福島県(0.30)、宮城県(0.18)の順であり、沖縄県の報告数は、前週(13.69)と比べてやや減少したものの未だ突出した状況が続いている。 警報レベルを超えている保健所地域は1箇所、注意報レベルのみを超えている保健所地域は2箇所であり、全て沖縄県の本島地域であることは前週と同様である。 全国の47都道府県の衛生研究所から報告されたインフルエンザウイルス分離/検出報告(総報告数4976)では、AH1亜型(Aソ連型)11.6%(報告数577)、AH3亜型(A香港型)47.6%(報告数2370)、B型40.8%(報告数2029)となっている |