2007年第25週のインフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は、0.20(患者発生報告数922)と第12週以降減少が続いているが、都道府県別では沖縄県(10.12)、鹿児島県(0.76)、宮城県(0.57)、青森県(0.34)の順であり、沖縄県では前週の報告数(7.28)よりも増加している。 警報レベルを超えている保健所地域は1箇所(沖縄県)と前週と変わりはないが、注意報レベルのみを超えている保健所地域は3箇所(鹿児島県1、沖縄県2)と増加している。 全国の47都道府県の衛生研究所から報告されたインフルエンザウイルス分離/検出報告(総報告数4781)では、AH1亜型(Aソ連型)10.9%(報告数521)、AH3亜型(A香港型)48.5%(報告数2317)、B型40.6%(報告数1943)となっている。 |