感染症発生動向調査からは、全国レベルでの定点当たり報告数は21.9と2週連続して減少した。都道府県別では愛知県(45.3)、長野県(37.0)、石川県(36.5)、富山県(36.4)、埼玉県(33.1)、福井県(31.1)が多い。 注意報レベルのみを超えている保健所地域は165(39都道府県)と減少し、警報レベルを超えている保健所地域も296(
山形県、山梨県、岡山県を除く44都道府県)と減少がみられている。今シーズンの流行は、そのピークを過ぎ去りつつあるものと考えられる。 2005年第36週以降これまでに、インフルエンザウイルスの検出はAH1(Aソ連)型287件(15.4%)、AH3(A香港)型1561件(83.6%)、B型19件(1.0%)の計1867件報告されている。 |