感染症発生動向調査からは、全国レベルでの定点当たり報告数は2005年第45週以降継続的に増加がみられていたが、2006年第5週は30.1となり前週よりも減少した。都道府県別では愛知県(53.9)、福井県(49.8)、埼玉県(45.1)、愛媛県(44.7)、三重県(41.6)、富山県(40.7)、静岡県(40.0)が多い。 注意報レベルのみを超えている保健所地域は206(41都道府県)と減少したが、警報レベルを超えている保健所地域は逆に313(
山形県、山梨県、高知県を除く44都道府県)と増加している。 2005年第36週以降これまでに、インフルエンザウイルスの検出はAH1(Aソ連)型223件(15.1%)、AH3(A香港)型1238件(83.7%)、B型18件(1.2%)の計1479件報告されている。 |