2006年第2週は感染症発生動向調査からは、全国レベルでの定点当たり報告数は13.9となり、インフルエンザの報告数はほぼ2倍に増加した。都道府県別では宮崎県(53.4)、福岡県(35.4)、佐賀県(31.0)、鹿児島県(30.7)、岡山県(26.9)、香川県(24.8)、山口県(23.7)が多く、全て西日本に位置している。 注意報レベルのみを超えている保健所地域は231(山形県、新潟県、富山県、石川県を除く43都道府県)と全国的に大きく増加し、警報レベルを超えている保健所地域は58(静岡県以西の15府県)となった。 2005年第36週以降これまでに、インフルエンザウイルスの検出はAH1(Aソ連)型76件(17.4%)、AH3(A香港)型357件(81.9%)、B型3件(0.7%)の計436件が報告されている。 |