2005年第48週は、感染症発生動向調査からは、全国レベルでの定点医療機関当たり報告数は0.41と前週の0.24より更に増加した。また、熊本県に続いて大阪府でも、管内に注意報レベルを超えた保健所が認められている。今のところ警報レベルを超えている保健所地域はない。都道府県別では、山形県(定点あたり報告数2.3)、山梨県(2.0)、熊本県(1.9)、岡山県(1.8)、長野県(1.5)、岩手県(1.3)、福島県(1.0)の7県が1.0を超えている。第36週以降、これまでにインフルエンザウイルスの検出はAH1(Aソ連)型9件、AH3(A香港)型59件の計68件が報告されている。 |