第18週は保健所地域でみると、注意報レベルを超えているのは1地域、警報レベルを超えているのは4地域となった。注意報レベルを超えている地域、警報レベルを超えている地域は共に減少し、管内に注意報レベル、警報レベルのいずれかが超えている地域が存在するのは5県となったが、第18週はゴールデンウイークにより、インフルエンザの報告を行っている医療機関の開院日数が少なかったことも大きく影響しているものと考えられる。インフルエンザ流行の動向には、引き続き注意が必要である。 現在までに分離が報告されたインフルエンザウイルスは、AH1型176件、AH3型2082件、B型3141件で、B型が全分離報告数の約58%を占めているが、第12週以降はAH3型の報告数がB型を上回っている。 |