第13週は保健所地域でみると、注意報レベルのみを超えているのは1地域(前週8地域)、警報レベルを超えているのは243地域(前週402地域)となり、いずれも大幅に減少した。埼玉県、千葉県、東京都は管内に警報レベルを超えた地域が消失し、第8週より継続していた全ての都道府県の管内に警報レベルを超えた保健所が存在している状態は解消した。このようにインフルエンザの流行は順調に減少している。 現在までに分離が報告されたインフルエンザウイルスは、AH1型160件、AH3型1400件、B型2353件で、B型が全分離報告数の約60%を占めている。 |